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バルン・バルーンは、仙台に住む学生や社会人が、今話題になっているトピックを、若者の視点から、わかりやすく、日替わりでお届けするブログです。

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2007/10/10 (Wed) 23:58
【適当学(水):第23回】 原始の叫び

i was stone stone stone in love with you

今回は、珍しく、1つのbandについて触れます。あんまり真剣に記すと、収集がつかないので適当に。

ScotlandのGlasgowが世界に誇るfuckin’ band、PRIMAL SCREAMです。

ちなみに、私が世界で一番愛しているBANDであり、また、現存する最強のROCK TEAMだと思います。

さて、恒例のまず一言で表すと…

総じて、評価が高いのか低いのか、中途半端にアンセムを鳴らしてしまって時代を担ったマッドチェスターな90年代初頭。そして、かのブリットポップ期はヘロヘロで使いモノにならなかった90年代中盤。そして、90年代も後半に差し掛かる乱世に化学反応するかのように、かつてないほど力強くゴリゴリ勢いを増して未だに勢いの止まらぬヤツら。

40越えて、ガキもいるのに、未だに平気で「ち○こ、ま○こ」をブッ放す彼ら。と、言うか、BobbyとMani…。

そんな、毎度、期待されまくっているようで、実は大して顧みられない彼らですが、近頃、大手携帯キャリアのCMで、ブラピのバックに、かのヘロヘロ期の名作ROCKSが使用されたとあって、コレは、今、世の若人に彼らを語りつがにゃイカン、というコトで特集いたします。

音源をという方は⇒MySpace


まず、Primal Screamの名称は、Beatles期のJohn Lennonが受けたセラピーとして有名だが、Bobbyはそれを知らず、関係性はないと語っている。

1982年、Bobby GillespieとJim Beattieによって結成。1985年に、盟友Alan Mcgee のCreation Recordsよりデビュー。1987年の1st Album「Sonic Flower Groove」はタイトルからしてまんまの12弦ギターの音色が美しいサイケデリック・ギターポップ作品。Beattie/GillespieはLennon/McCartneyになるコトもなく、Jimは脱退。(また、この頃、BobbyはAlanにSex Pistols以来の衝撃と言わしめたJesus and Mary Chainのドラマーも兼任していたが、そちらは脱退している。)

Sonic Flower Groove Sonic Flower Groove
Primal Scream (1991/06/01)
Warner

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続く、1989年、ガレージロックの影響をモロに出した、2nd「Primal Scream」をリリース。前作からの明らかな方向転換と、時流を無視した胡散臭い骨太ロックもどきが酷評。バンド名をタイトルにするなど、新しい一歩を歩みたかったコトは見え見えながら、逆にJimの不在を嘆く声も聞かれたに違いないと予想される。また、この頃の作品は、コレ以後、殆ど演奏されるコトはなく、また、自選BESTにも当然のように未収録である。

プライマル・スクリーム プライマル・スクリーム
プライマル・スクリーム (1998/03/21)
エピックレコードジャパン

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それで懲りないところが、天才的な適当学者のBobby。当時吹き荒れる、2nd Summer of Loveにおける夜のお遊びが幸いして、いきなり急に時代を読み過ぎ、コトもあろうか2nd収録の泣きの一曲「I’m Losing More Than I’ll Ever Have」を、時のDJ番長Andrew Weatherallが大胆にRemixし、全く新しいニュースタンダード「loaded」に変身。一気に、フロアに響く時代の代表曲になし上がるコトに図らずも成功。その他にも、空気を読み過ぎて、数々の名曲を世に送り出し、ロックンロールとダンスの見事なまでの融合と快楽をもたらす。そして、少し遅れるも、Stone Roses,Happy Mondaysに並んで、Madchesterの一役を担う。
この時の、3rd Album「screamadelica」は世紀の名盤として君臨するコトとなり、後世に与えた影響は計り知れない。また、そのジャケットは余りにも有名で、少しでも音楽に詳しければ必ず見たコトがあるだろう。

Screamadelica Screamadelica
Primal Scream (1991/10/08)
Sire

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と、コレが、60sのサイケデリックカルチャーの因襲に従ったドラッグに裏打ちされていたコトもあり、その成功の後は、さすがにロックスターらしく、見事なまでにヘロヘロ化。

突如、ズタボロの形相で、今度は、Rolling Stonesばりに、アメリカ南部のファンキーなロックへの憧れをもとに、メンフィス・レコーディングによる4th「give out but don’t give up」を1994年にリリース。相変わらずの急な変貌ぶりに、当初、関係者の評価は芳しくないモノの、かのロックアンセム・ROCKSなど勢いのあるソウルフルな楽曲が際立ち、チャートのアクションは過去最高を記録している。また、jailbard,rocksはliveでも定番化しており、その速さの違いで、そのときのmodeを感じるコトが出来るとも言える。しかし、彼らは依然として、ヘロヘロであった。

Give Out But Don't Give Up

その後、吹き荒れるブリットポップ期は大人しくしていたモノの、1996年、ダニー・ボイルのドラッグ映画「トレインスポッティング」にタイトル曲の提供し、1997年5th「Vanishing Point」をリリース。この作品から、元Stone RosesのManiがベースで正式加入。また、この作品は、1971年アメリカの同名映画に何となく影響を受けている。サウンド面では、ダブの手法に影響を受けたクリエイティビティに飛んだ作品であり、彼らの唯一性を絶対的なモノにするに至った作品である。また、DUB盤「Echo Dek」も製作された。

Vanishing Point Vanishing Point
Primal Scream (1997/07/15)
Sire/Reprise

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トレインスポッティング 特別編 トレインスポッティング 特別編
ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル 他 (2002/02/22)
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バニシング・ポイント バニシング・ポイント
バリー・ニューマン、クリーヴォン・リトル 他 (2007/01/26)
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Echo Dek Echo Dek
Primal Scream (2001/01/15)
Creation

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その後は、止まるところを知らず、常に加速度を上げ、2000年にはエレクトロニクスとロックンロールを高次の次元で融合したハードで攻撃的な6th「XTRMNTR(exterminator)」をリリース。ロックの未来を決定付けたと共に、長く共に歩んできたCreation Recordsの終焉に立会い、最後の一手を自ら指し示す。Chemical Brothersの参加を始め、多くのゲストが参加している中、既にレジェンドとなったMy Bloody ValentineのKevin Shieldsの功績は大きく、ほぼメンバー化している。

XTRMNTR XTRMNTR
Primal Scream (2002/08/12)
Creation
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そして、止まらない勢いを更に上昇し、Bobby自身が、Electronic Garage Band Future Rock’n Rollと称した7th「Evil Heat」を2002年にリリース。Bobby自身の言葉が何よりも指し示すように、彼らの1つの完成形を示した。また、この時の布陣は凄まじく、80s~90sのUKロックシーンのドリームチームと言える。Front manは元Jesus and Mary ChainのBobby Gillespie、Bassに元Stone RosesのMani、Keyは元FeltのMartin Daffy、サポートGには、My Bloody ValentineのKevin Shieldsと、00sにまさに奇蹟を起こし、その化学反応たるや凄まじいモノであった。また、screamadelica期のAndrew WeatherallやJesus and Mary ChainのJim Reidの参加も嬉しい。その他、Robert PlantやKate Mossなど意外な顔ぶれも参加している。
余談だが、収録曲のRiseは当初Bomb The Pentagonという作品の改作であり、911の後、タイトルなどの変更を余儀なくされたBobbyは「あの曲はオサマ・ビン・ラディン」にくれてやったとコメントしている。

Evil Heat Evil Heat
プライマル・スクリーム (2002/07/31)
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その後、ベストをリリースし、これまでの活動を総決算する。この頃、日本では、独自に、裏ベストとライブ盤もリリースされており、日本での評価の高さが伺える。

ダーティ・ヒッツ ダーティ・ヒッツ
プライマル・スクリーム (2003/10/29)
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Shoot Speed (More Dirty Hits) Shoot Speed (More Dirty Hits)
プライマル・スクリーム (2004/03/17)
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LIVE IN JAPAN LIVE IN JAPAN
プライマル・スクリーム (2003/07/02)
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そして、次の音楽性が大注目される中、突如、また原点回帰とも呼べる骨太なロックンロールアルバム8th「Riot City Blues」をリリース。またもや、世間を戸惑わせるが、ライブでの勢いは相当なモードを保っている。

Riot City Blues Riot City Blues
プライマル・スクリーム (2006/05/31)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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と、カメレオンのように、その音楽性を変化させてきたPrimal Scream。長蛇なキャリアをもってしても、常に変化を恐れず突き進む姿勢は素晴らしく、いつも最新作の動向に注目が注がれるバンドです。

コレも、Glasgow時代から、町ではレコードコレクターとして有名だったBobbyのロックンロールへの深い好奇心と意欲の賜物であり、様々な音楽に触れ、探求し続けている姿勢は、誰しもが驚くばかりです。


先日、Joe Strummerのドキュメンタリー映画「LONDON COLLING」にBobbyがコメントしていましたが、ちんけな工場で働き絶望していた頃、Clashを聴いて希望が湧いた、というようなコトを言っていたのにジーンとしました。普段は、飄々としたスタイリッシュな彼にもそういう時代があったのか、と思い知りました。そしてまた、様々な音楽を自身にダイレクトに取り入れていったJoe StrummerとBobbyが重なります。

London Calling London Calling
The Clash (2000/01/25)
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本国の雑誌では、時の才人と組むコトによって傑作を生み出せたに過ぎない凡庸なロックバンドと称されたコトすらありましたが、当たり前の話、時の人と組めば、誰しもが、歴史的な傑作を生み出せる訳はありません。彼らに、そうするだけの素養、つまり、誰よりもロックンロールを愛する精神があったのだ、と思います。
ロックンロールは、その起源を乱暴に言ってしまえば、黒人から奪った白人の音楽でしかなく、その精神性すらも失わせ、愛だの恋だの歌うセックスの歌に成り下がって生まれた。そこに、かの名立たるロックスターが、新たな魔法をいつの時代も見出してきました。Bobbyは言います。ロックンロールはハイな魔法、ロックンロールは俺達の夢の武器だと。


だから、私は、多大な敬意を持って、冒頭にも述べたように、「現存する最強のロックバンド」と賞します。


<今週の1枚:一家に一枚>

screamadedlica

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