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2007/11/07 (Wed) 22:59
【適当学(水):第27回】 BUKOWSKI×CHINASKI

寒くなってきました。
酔いどれ詩人・stoneです。

今日は、映画「酔いどれ詩人になるまえに」を観て来ました。

原作は、Charles Bukowskiの「勝手に生きろ/FACTOTUM」。まさに、ブコウスキーの自伝的小説の映画化であります。

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元々、仲良くさせて頂いてるselect shopが、Bukowskiとエン深いのもあり、今回の上映は心待ちにしていたところです。先日、お店に顔を出したときには、初のオリジナル商品として映画と店のコラボのT-shirtが届いたので、思わず第一号を購入してしまったほどです。

それでなくとも、20世紀最大の酔いどれ詩人であるブコウスキーには、何か個人的な思い入れを感じずにはいられません。

という訳で、今回は適当学的にBUKOWSKI入門といきます。


彼は、1920年に生まれ1994年に亡くなったアメリカの作家。

著名な文学賞を1つも得ず、徹底したアウトサイダー作家として知られています。

それでも、各界からの賞賛は高く、中でも、Tom WaitsやU2のBonoなどミュージシャンからの評価は絶大です。また、アメリカよりもヨーロッパの文壇で評価が高いと言え、私の好みの条件を備えていたりします(笑)

パーソナリティは、幼少年期の父親からの虐待や顔の痘痕が、彼の孤独で唯一無二な作品全体から人生に大きく影響を与えていると言われます。

作家としては、短編を出版社に送り続けるも、長く評価を受けず、職を転々と放浪しながら、執筆を続けました。
入院するほど酒にまみれて暮らし、仕事も何もかも全てが中途半端でイイ加減ながら、自分の才能だけを信じて、書くコトだけは続けます。
そして、後生になって、職業作家としての地位を獲得します。

彼の墓には「Don't Try」と刻まれているそうです。コレも、「試すんじゃなくて、とことんやり尽くすんだ」という彼なりの生き方と表現への非常に強い哲学が伺い知れます。

どうしようもない酔いどれなのだけれども、ただ自分の言葉だけを頼みに真摯に生命を掛けて生きた彼に、我々は心奪われます。

また、彼は郵便局員として安定した時期もあり、作品でのイメージとは違って、貯金をするなど、「書くため」に必要な努力もしていたようです。ただ、破天荒なだけではいけない。自分のやりたいコトを通すために、やるべきコトはやるというのにも徹底した彼の想いにも感服してしまいます。

芸術家という言葉はその一端しか捉え切れないような気がしてくるのですが、表現者としての本来の心意気が彼には詰まっています。それは、辛いコトなのだけれども、表現者としての宿命でもある。そこに彼は、何よりも誠実だったのだろうと思います。

そして、私たちの多くは、何であろうと、そこまで自分の信じられるところを持てないでいるかもしれません。その意味では、彼のような人物によって、何かそんな強い想いを持つコトを思い知られるのです。


仕事が中途半端で当たり前、彼にはそこに意味などないからなのです。

そういう、生き方も、ある種の人間には意味のあるコトなのだと感じます。全てが、社会化された作為的プロセスに乗っかって生きるコトが正しいとも思えない。


こちらのドキュメンタリーも入門にはお勧めです。

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過去に2作の原作映画が撮られてもいます。

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先日、言葉特集のBRUTUSでは、ランボーとブコウスキーの類似性などが書かれていたのも興味深かったです。

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と言う訳で、21世紀の酔いどれ詩人・stoneでした。


<今週の1枚:BUKOWSKI×CHINASKI>

b*c


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